WindowsでMEEPを使うための下準備
これを書いている2020年5月には、MEEPはLinuxとMac用しかなくwindowsでは使えません。 そこで、マイクロソフトが無料で配布しているWSLをインストールすることで、MEEPを使えるようにします。 WSLは、マイクロソフトが無料で配布しているWindows上でLinuxを実行できるソフトウェアです。
WSLを有効化
WSLは、Windowsに初めから入っているが、OFFになっているのでONにする。
- [コントロールパネル] > [プログラム] > [Windowsの機能の有効化または無効化] を開く。
- [Linux 用 Windows サブシステム]または[Windows Subsystem for Linux]をチェックする。
- 再起動が必要と言われるので、再起動する。
- これでWSLを有効化できた。
WSLへLinuxをインストール
LinuxはMicrosoftストアからインストールできる。
- [Microsoftストア]を開く。
- 検索ボックスにWSLと入力して検索する。
- ubuntuやubuntu16.01LTSのようなものがいくつか表示されると思う。
- 特にこだわりがなければ無印のubuntuを選べば良い。
- 入手をクリックする。
- サインインを聞かれるが、☓で閉じても良い。
- しばらく待っているとインストールが完了する。
- 起動をクリックする。WSLを通してubuntuが起動するので少し待つ。
- ユーザー名を何にするか聞かれるので適当に入力してエンター。
- パスワードを何にするか聞かれるので適当に入力してエンター。
- パスワードの確認を聞かれるので入力してエンター。
- これで、WSLへLinuxをインストールできた。
WSL内のLinuxのホームディレクトリ
Windowsからアクセスするには、エクスプローラ(ファイルシステム)の「PC > ドキュメント」とか表示されている部分に「\\wsl$」と入力して移動する。 さらに[ubuntu]>[home]と移動した先がWSL内のLinuxのホームディレクトリになる。ここへコピペすれば、WindowsからLinuxへファイルを渡せる。
WSLの終了方法
WSLは一部機能しないLinuxコマンドがあって、シャットダウンコマンドも使えない。 WSLとは別に、コマンドプロンプトかパワーシェルを開いて、
wsl -t Ubuntu
と入力してWSLを終了する。
WSLの起動方法
スタートメニューの[ubuntu]から起動できる。WSLをタスクバーにピン留めしておくと次に開くとき便利。